合わせ香



◆はじめに
◆内容
◆特長
◆使用方法
◆使用されているお香原料 
◆ご注意

◆はじめに

合わせ香とは

「お寺や家で使われず、眠っている香木の刻みを使ってほしい。」

そんな思いから調香師が考えたお焼香のベースになるお香です。



◆内容

 ■合わせ香 70gシェイカー付


 ■合わせ香 200g (右)

 ■合わせ香 500g (左)



◆特長

こんな方におすすめ
 〇沈香の刻みが家やお寺に眠っている方
 〇自分で焼香を作ってみたい方
 〇自分の持っている沈香の刻みを活かしたい方



◆使用方法

目安として合わせ香と沈香を2対1の割合で作ります。
①シェイカーに2/3の合わせ香を入れ、残りに1/3の沈香の刻みを入れます。
②シェイカーの蓋をしっかり閉めて、よく振って混ぜるとオリジナルの香りのお焼香が作れます。


『合わせ香 70gシェイカー付』を使った例

シェイカーから合わせ香が入ったアルミパックを取り出す。


アルミパックに入っている合わせ香70gを全てシェイカーに入れてください。


すべて入れるとシェイカーについているメモリの約250辺りまで入ります。


次に沈香の刻みを入れてください。


大体メモリの約370~400程度入ります。
沈香によって嵩が違いますので、少なめに入れて様子を見ながら沈香を増やしていく事も可能です。


シェイカーの蓋をしっかり閉めて、よく振って混ぜれば、オリジナルの香りのお焼香が完成です。


完成したオリジナルの焼香を別の容器に移し替える。
※シェイカーに入れたまま保存しないでください。
※合わせ香が入っていた袋に入れ直すか、お持ちの香合を使い保存してください。



◆使用されているお香原料


白檀
インド・インドネシアからハワイ、オーストラリアまで広く分布します。
白檀科の半寄生の常緑高木、本来は立ち枯れた物の皮を削りとった芯材部分を使用します。



かっこう
南アジア原産のシソ科の多年草。芳香健胃薬。
体を温める作用があり、皮膚病の薬としても有名です。



丁子
インドネシア・ザンジバルで産出。
古来より代表的なスパイスで、大航海時代には歴史を動かす程の物であったようです。



安息香
インドネシアに産出するエゴノキ科の安息香樹の樹脂。
樹皮に傷を付けて、にじみでる樹脂を採集する。
抗菌作業があります。



甘松
中国やインドに産出するオミナエシ科の草木の根や茎。
香料としては根が適し、茎は生薬として鎮静、健胃などに用います。



龍脳
インドネシア原産のフタバガキ科の常緑高木より採集される、白色の結晶。
防虫、防腐効果があります。



桂皮
中国、ベトナムなどで産出。香料・食品香料として重用されます。
香料としては根が適し、茎は生薬として鎮静、健胃などに用います。



山奈
中国に産出する多年草。
根や茎を輪切りにし、乾燥させて用います。
芳香性健胃薬。



零陵香
中国に産出するサクラ草科の多年草の葉を乾燥させたものです。
種子の部分を風邪薬として使用する。
またスパイスとしても使われます。



◆ご注意

使用に際しては、必ず容器の【ご使用上の注意】をよく読んでからお使いください。