常香盤型の使用方法について




型は渦巻型と波型の2種類ございますが、使用方法は変わりません。


※渦巻型を使って説明致します。


◆流れと使用方法

1.道具の確認
2.常香盤の灰をならす
3.型を置きお香を入れる
4.型を抜き取る
5.お香を焚く

1.道具の確認

灰を敷き詰めた常香盤と常香盤型一式(型、型押、灰押、ならし板)、お香(抹香など)、点火器(ライター等)、線香を用意して下さい。
お香はらくらく燃香を使用します。また、線香が無い場合は直接ライターで火を付けます。


・常香盤

・その他道具


2.常香盤の灰をならす

常香盤の灰をならし板を使ってならし、更に灰押で平らにならします。


・灰をならし板でならす。

・灰押で平らにならす。

・軽く押さえて整えると平らになります。


3.型を置きお香を入れる

型を中心に置き、抹香や燃香を型の溝に流し込むように入れる。

ならし板で型の溝に均等に入るようにならす。


・型を常香盤の中心に置く。

・お香(抹香など)を型の溝に流し込む。
※写真ではらくらく燃香の沈香を使用。

・型全体に流し込んで行く。

・ならし板で型の溝に均等にならすように入れて行く。

・足りない場合はお香を追加して調整して下さい。


4.型を抜き取る

型押を型にはめ、流し込んだお香が崩れないように型押しを少し押し込み、型を真上に引き上げる。


・型押を型にはめ込み、半分程度沈むくらい押し込む。
押し込みが少ないと型にお香がくっ付いた状態になる。

・お香が崩れないように型と型押を一緒に真上に引き上げる。

・型押をしっかり押して、真上に引き上げれば綺麗に仕上がります。

・押し込んだ分灰に沈んでいます。


5.お香を焚く

線香や先の長いライターを使って、端に火を付ける。


・線香を短く折り、火を付けて端に火を付ける。
火傷をしない程度に線香を短く折って下さい。

・ライターを使って端に火を付ける。
 火傷しないように、先が長いライターを使うと安全です。

・火が移ると端から順に燃えて行きます。